面接>面接対策・個人面接コンピテンシーって何？

次に「コンピテンシー面接」です。
「コンピテンシー」（Competency)とは、
「高い業績を平均的に出している人の行動特性」
つまり「仕事をする上で必要な能力」を調べて
その能力のレベルによって社員を評価する方法。
近年、企業で導入が進んでいる人事評価制度の
評価基準になってきているようです。

この評価方法と、社員のコンピテンシーの調べ方
などを採用面接に取り入れたのがコンピテンシー
面接です。

この面接は、過去の「頑張った経験」の中に
会社で生かせる能力が発揮されているかどうかを
確認することが目的です。
そのため、面接官は最初に
「学生時代に打ち込んだこと」を質問し、
次に「それをするにあたって、最初に取り組んだ
ことは何か？」とたずねる。
この答えによって、その人が物事に取り組む際に
どういう考え方をするのかを見ているのです。

続けて、その話しが事実なのかどうかを確認する為と
経験の過程で何を考え、どんな行動を取ったかなどを
調べるために、「具体的にどうしたのか？」と
質問を重ねるのが、この面接の特徴でもあります。

会社に入っても、その能力を発揮できるかどうか
という点が重要で、頑張って成果をあげた経験が
「好きだから能力を発揮できた」とか
「たまたま運がよくうまくいった」だけではダメ！
どんな時にでも同じように能力を発揮できることが
ポイントになるでしょう。